Being International

「外人」と結婚する上で日本は色々と聞いてくる。例えば、 * 自身の名前 * 外国人パートナーの名前 * 生年月日 * 住所 * 戸籍住所 * 国籍(二重国籍がないか?) * 父母の名前 * 出身地 * 出会った時期 * 付き合い始めた時期 * パートナーが来日した時期 * 一緒に住み始めた時期 * 結婚すると決めた時期 * 結婚式の時期 * 婚姻届を出す日を決めた理由 * 現在も結婚の意思が変わってないか * 子供がいるか * 普段の会話言語 * 将来はどこで住む予定か * 外国人と結婚する上で困る事はあるか? * 外国人パートナーの在留資格はなにか * 共に両親が応援しているか? * パートナーの両親と会ったことがあるか? * 日本人、パートナーの国の人と近親関係がないか * 誰が書類を書いたか * 証人との関係 * 職業 * どのような書類を提出したか? * いつ準備を始めたか こうしたインタビューを経てやっと認められるのである。…

Eisen

氷っていうものをこの国の人はどうも使わないようです。こうも連日暑いと、晩酌のウイスキーに氷を入れたくなるのですが、どこに行っても**氷が売っていない!**COOPもMIGROSもDENNERもGLOBUSもない!そもそも、一店舗になければ品揃え的に系列店舗にはないのです。大きなCOOP Cityにでも行けば見つかる可能性があるかと思いきや、そんなことありませんでした。 スーパー行脚の旅を経て最終的にSPARで発見!ただ、EisExpress [http://www.eisexpress.ch/]の再販品で、2 kgで5 CHFもする上に、ブロックアイスではなく、よくある高速製氷機で作った丸い氷 [https://www.versos.jp/product/vs_ice01.html]なのです。ブロックアイスは簡単に手に入れられないのか・・・ しかも、こちらの冷蔵庫は性能が低く(V-Zugのやつなのですが)、日本ではもはや見かけることの少ない直冷式なのです。申し訳程度にファンはついているようなのですが、日本の冷蔵庫の性能には遠く及びません。ラボの冷蔵庫は全くやる気を見せないですし、夏の暑…

Expense

気がついたらこちらについて一ヶ月も経っていたのですね。ブログの更新もオフラインの日記もサボり気味ですが、まぁこんなもんでしょう。焦らずにやっていくのが一番です。 さて、この一ヶ月は節約生活をするように心がけて、許せる範囲でケチる生活をしてきました。さて、この条件でいくら使ったでしょうか。詳細は以下の通りです。 Housing 1000 Daily 621.2 Initial 1016 Mobile 69.9 ZVV 52.1 スーパーでのお買い物は全てDailyにカテゴライズして、Kreisburoや保険等のコストはInitialに入れました。Initialは毎月のものではないですからおいておいて、それ以外で計算すると、しめて1700SFrと言うところでしょうか。これ以外にKioskやランチで使っていることを考えると、一食約10SFrなのでおおよそ2000SFrが月々の生活にかかる費用と言うことになります。 外で飲みに行ったり、外食ばかりしているわけではなく、朝晩は自炊しているにも関わらずです。今は円が弱いこともありますが、豪遊せずとも生活費だけで26万円かかるのがスイスと言うわ…

1

先日、口座を開設してきました。その際に対応して下さった銀行員の方の数字の書き方にびっくり。数字の"1"の上のヒゲが長い不思議な書き方をするのです。 これは、その方のものではないのですが、同じく1のヒゲが長くなっているのが分かると思います。銀行員さんはこの数倍ヒゲが長く、縦線がもはやお飾りとなっていました。 このように、所違えば、アルファベットの書き方も変わってくるようです。パソコンのフォントはどれも綺麗なのに、何故か手書きになるとどの国もキチャナイ字を書くのですね。字数が少ない分、汚い字でも判別できるから、問題ないのでしょうか。もしくは、美的センスの違いなのでしょうか。(であれば、パソコンのフォントのような字を書くのが当然なのだと思うのですが・・・) 美的センスという点では、中国人の感覚では、縦長で細い字の方が綺麗に見えるそうです。ロゴの字はいわば顔ですから、そこに美的センスが現れるでしょう。例えば、 正直、日本人の感覚では、太くてドッシリした字の方が堂々としていて綺麗に見えるのですが・・・ 同じく、漢字文化圏ですが、繁体字な台湾ではどうでしょう。 日本と中国の間という所で…

Conference Management System

私、いやしくも研究を生業とする研究者なる生き物でして、このスイスには研究のために来ております。 おおかた、研究者の能力は論文の本数で計られる事が多く、文章を書くのも当然仕事の内に入るわけです。Einstein級の天才であるならば単独で仕事も出来るのでしょうが、とりわけ工学者においては多くの人と協調しながらプロジェクトを進める事が重要で、コミュニケーション能力こそが研究遂行における鍵となります。尤も、Einstein博士でさえも、他人の力添え無しには偉業はなしえなかったでしょうが。 アカデミックはボランティアや助け合いによって成り立つところが大きく、学会活動もかなり重要な仕事であります。従って、研究者は皆様が想像するような研究だけをするわけではなく、それに付随するいわば 雑用もお仕事のうちです。今回はその雑用に関するお話です。 日頃皆様が参加されているの成功は、その裏のOrganizerによる準備のたまものであります。 > 今度の学会、あなたの所でよろしくね。 よく耳にするお話ではありますが、このよろしくの裏には多くが隠されています。例えば、 1. 日程調整 * その日程は…

Live in Zürich

Zürichに着いて1週間が経ちました。生活してみて驚いたことを何点か。 物価が高い これは着く前から分かっていたことですが、生活に関わる物を含めて全て高いです。何でも、国内の農産業を保護するために、日本人からすれば異常 ともいえる関税をかけているからだとか。TPPの議論で揉めている日本の農産業関連の方は、少しこちらで暮らしてみると、何か考えが変わるのでしょうか。 大学の食堂でさえ、最低1500円程度かかってしまいます。一番安いメニューのところに列が出来ているのを見て、何か上の人は思うことがないのでしょうか。 英語が通じる Zürich Cantonでは、外国人の割合が30%と、連邦内でも群を抜いて外国人率が高くなっています。こうしたInternational Cityという背景を受けてか、街の中の人はほとんど全員が英語を理解します。卵が先か理論ではありますが、東京も2020年に向けて、もう少し見習うことがあるように感じます。 とは言え、細かい表記は全てドイツ語なので、多少は理解しないと苦しいと思います。一応はドイツ語を勉強してから来たので、少し分かるつもりですが、それでもスマホの…