氷っていうものをこの国の人はどうも使わないようです。こうも連日暑いと、晩酌のウイスキーに氷を入れたくなるのですが、どこに行っても**氷が売っていない!**COOPもMIGROSもDENNERもGLOBUSもない!そもそも、一店舗になければ品揃え的に系列店舗にはないのです。大きなCOOP Cityにでも行けば見つかる可能性があるかと思いきや、そんなことありませんでした。
スーパー行脚の旅を経て最終的にSPARで発見!ただ、EisExpressの再販品で、2 kgで5 CHFもする上に、ブロックアイスではなく、よくある高速製氷機で作った丸い氷なのです。ブロックアイスは簡単に手に入れられないのか・・・
しかも、こちらの冷蔵庫は性能が低く(V-Zugのやつなのですが)、日本ではもはや見かけることの少ない直冷式なのです。申し訳程度にファンはついているようなのですが、日本の冷蔵庫の性能には遠く及びません。ラボの冷蔵庫は全くやる気を見せないですし、夏の暑さには耐え切れていない様子です。
こちらの連中に聞くと、スーパーで売ってなければ、自分で作れば?と言われる始末で、また昔みたいに製氷作業生活が始まるのかと思いながら、まあ趣味と割り切るしかないのかなと変に納得。それよりも、米国人にあんな丸い氷使うのは日本くらいじゃないかと言われてびっくり。どうも、調べてみるとそのままJapanese ice ballと呼ばれているようで、日本独自の文化なようです。確かに、こっちの人は冷たい氷をシコシコ作るような気合いなさそうやしなぁ。こういう氷作りを趣味にしていた自分にしては、不思議な気分です。とりあえず、大きなタッパーというか、出来ればシリコン容器を手に入れないと・・・